アーチェリーとは
どんなスポーツ?
弓を引いて矢を的に当てる。そして、矢が当たった場所で点が決まる。このように、アーチェリーはとてもシンプルなスポーツです。
自分の体に合った弓を使うので、力が弱かったり、高校までほとんどスポーツをしたことがなくても大丈夫です。一方で、的を狙う集中力や周りに影響されない精神力などが求められます。
練習を重ね、的のど真ん中に矢が当たった時はとっても気持ちがいいです!
弓道とは違い、サイトやスタビライザーといった様々な「より精密に当てるための道具」を付けて矢を射るため、的に当たるかではなく、いかに的の真ん中に当てるかが重要となります。
競技人口が少ないため、上達すれば活躍のチャンスも大きいです。
競技形式
ポピュラーな競技形式は屋外で行われるアウトドアターゲットと屋内で行われるインドアターゲットです。
弓の形状によってリカーブとコンパウンドの2部門に分かれています。
アウトドアターゲット
アウトドアターゲットには30mと50mの距離でそれぞれ36射行うハーフラウンドや、これに70mと90mを加えたシングルラウンドなどがあります。 その他には70mを2回行う70mWや1対1のトーナメント戦のオリンピックラウンドなどがあります。
インドアターゲット
インドアターゲットは主に冬に行われ、体育館などで18mの距離から3射ずつ10回の計60射で得点を競います。
その他
このほかに野山などで行うフィールド競技や、動物型の標的を使用する3Dターゲット、バイアスロンのアーチェリー版であるスキーアーチェリーなど様々な競技形式があります。
的の大きさ
ターゲット競技の70m・90mでは直径122cmの円形的、30m・50mでは直径80cmの円形的が使われます。
同心円状に10個の得点帯があり、中心が10点で一番高く、一番外側は1点になっています。
インドアの的は直径40cmで、中心の10点は直径4cmです。
80cm的↓